遊戯王 VRAINS 69話 元復讐鬼さんがミラーフォースの人に何か言い始めた
今回のレポートを書いていこうと思います。
1 デュエル
まずデュエルについてですが、「ゲームはプレイヤーの思い通りには進行しない」というある種の経験則を話の展開と絡めた事自体は良かったと思います。この発言は二回ぐらいに抑えておいた方が色気が出なくて良いとは思いますが。
ウィンディの戦術としては、今のところは「自分のターンでは相手の伏せを割りつつ相手のターンになったら効果で相手の墓地の伏せを防御の為に使う」というものをプランの一つとして持っているようです。
リボルバーは文明否定者=昔の汎用罠を使うというようにスタッフは特徴つけたいようです。貴方サイバースを使うのも一興とか言ってませんでしたか。
2 ストーリー
さてストーリーに関してですが、作中でも触れられているので流石に作り手も分かっていてやっているようですが
1.遊作のAIに対する協調路線のポジションがどういう文脈で培われたのか解りづらい
2.遊作は復讐を意味の無いものだと考えるような描写が今までに有ったか?
3.リボルバーは本当にイグニスを殲滅する事が正しいと思ってるの?
個人的には特に3が気になります。彼は自分の「イグニス殲滅」の行動指針を語るとき、いつも「父の意思を受け継ぎ」と言っています。一度は自分自身とPlaymakerの事を「運命の囚人」と例えました。
この流れでリボルバーは「自分の運命から逃げない」と言いました。仮にリボルバーが鴻上パパの考えを自分の中に落とし込んだ上でイグニス殲滅の旗を掲げるならそれも良いと思いますが、今のところ彼は自分がロスト事件の被害者を助けようとしたせいでパパを苦しい目に遭わせた、その負い目からイグニス殲滅を叫んでいる弱者に映ります。
過去の行動から自分の有りうる可能性を狭めてしまうのはとても不幸な事です。この課題を上手く描写できれば良いのですが…
次回は遊戯王JP.で情報が公開されたあのカードが登場するものと予測されます。
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