廃虚

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~悲運の再会~遊戯王VRAINS 92話 『大いなる試煉』感想

今回は草薙さんの弟を人質にされた草薙さんがライトニングの傀儡としてPlaymakerに対して決闘を挑む回でした。

 まず、前回破れた葵はアクアと共にボーマンに吸収されます。ゼアルの時にドンサウザンドに吸収されたバリアン七皇を彷彿とさせますね。

 そして遊作はDen Cityのような場所に飛ばされ草薙さんと決闘になりますが草薙さんの弟を人質に取られている為、本気で闘う事ができません。

 果たして草薙さんと遊作が交わしていた約束とは。今まで事務的な会話しかしていなかったので、果たしてどのような内容なのか想像もつきません。

 

他人を平気で振り回す迷惑な人たち (SB新書)

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                      感想

 

 ライトニングはボーマン一派が減った事に対する補充要因として草薙さんを用意した訳ですが、やはり唐突感は否めません。本気でライトニングが負ける目を潰したければ早期から草薙さんの弟をダシに草薙さんを利用してスパイに仕立て上げれば良い話であり、そこはやや浅慮だったかと感じます。

  草薙さんの使用デッキは【コードブレイカー】。モンスターは戦士族のようであり、今の所はリンク2の【ウイルスソードマン】で相手リンクと相互リンク状態にして相手の場にモンスターを送りつける事で弱体化させていくデッキと言う印象です。個人的には相手のリンクモンスターにかなり依存するので需要は無いかなあと思います。

 

 遊作は復讐仲間として永遠の絆を誓い合った草薙さんを相手に決闘することを躊躇っているようですが、その直前に「いつかこの日が来る事は解っていた」とも言っています。遊作としては草薙さんの弟を人質に取られた時点でこういうケースが起こりうる事自体は考えていたのでしょうが、実際に起こると狼狽してしまう辺りに彼の決闘に対する受け身で主体性に欠けるスタンスが現れている気がします……。まあ、ハノイの騎士に書きかけのプログラムコードを送っていたのでそれで何かしらさせるつもりなのでしょう。多分。