廃虚

Twitterやってます @ball_g_angel

マインドクラッシュで天誅を下す『ダークヒーロー』遊戯王VRAINS 97話 『イグニス統合計画』感想

 最近色々忙しく感想を書けず申し訳ありませんでした。4/13発売の「RISING RAMPAGE」にアニメ産のカードが20枚弱しか入ってないらしいって凄いですね…

まとめ

 前回はリボルバーが「イグニスが人類を滅ぼす」というシミュレータがイグニス全体で計算したからであり、個体毎に計算した結果、ライトニングのみが人類を滅ぼすウィルスであり他の5人格は上手く調和できたという予想をライトニングが隠していた、という件を持ち出して糾弾する形で終わりました。

 

 今回の話はライトニングとリボルバーの決闘の続きとなり、リンク4のマグヌトゥスドゥクスと、《マインドクラッシュ》で墓地に送られた後にサルベージされたリンクマジックでヴァレルロードを倒しましたが、返しのターンで新パック収録の《ヴァレルロード・X・ドラゴン》をエクシーズ召喚し、ヴァレルロードを蘇生させる事でライトニングを倒す直前まで行きましたが、彼は草薙さんの弟を人質に取り命乞いしてきました。さてリボルバーはどう動くのでしょうか。

 

感想

 まずはデュエルですが、リボルバーが《ヴァレルロード・ドラゴン》のコントロール奪取効果を使わずに目先のダメージを重視した結果、ライトニングにリンクマジックをサーチされた点が気になりました。《プルンブーマ・トリデンティ》の効果を知らなかった可能性を考慮しても、ヴァレルロードの効果はリスクヘッジの意味合いもある為それを使わなかったのはあまり合理的ではないかと思います。マインドクラッシュについてはもう何も言いません。

ウィンディのパーソナルデータをライトニングが書き換えていた件も追加で発覚し、これらの事実を以てイグニスは人類より種として劣っていると宣言したリボルバー

ライトニングの立場からすれば人間様の利益の為に喜んで消滅しろ、という言い分に賛同できないのは当然だと思うのですが、その為に他のイグニスの権利侵害をしたのは確かに良くは無かったかなあ、とも感じています。

リボルバー含めハノイ一派は恐らく「ライトニングだけが人類を滅ぼす原因だったとはいえ、そのデータがSOLテクノロジー等の団体のみの利益のために悪用されたら困るからイグニス共々消しとこうぜ」という理念で動いているとは思うのですが、そのために無実の人々諸共ハノイの塔のテロで虐殺しようとしたのもまた事実。しかしながら今回の構図は「人類の健全な発展の為に行動しているダークヒーローが、人類にとって不利益になる諸悪の根元である悪性ウィルスに天誅を下す」という構図となっており、リボルバーは如何にも英雄的で合理的な行動をしている人物だという風に映る人もいるんじゃないでしょうか。

とても格好良い「正義」でしょう?