廃虚

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知るかボケ、としか言いようが無いです 遊戯王VRAINS 90話 『次世代の創造主』感想

 

 感想

 今回はボーマンとブルーメイデンの決闘でした。手札を消費せずマリンセス・シーフォースの効果とリンクモンスターの効果を使いリンク3まで繋げたブルーメイデンに対して、1ターンで《クーラント・ハイドライブ》を3体並べ、同種族リンクモンスターを素材条件とするリンク3モンスター《キュービック・ハイドライブ・ロード》?を特殊召喚。その効果で水と炎の属性を得てマリンセスモンスターの効果を封じますが、ブルーメイデンはトラップカード《マリンセス・スノー》を発動し、破壊されたリンク3よりマーカーの少ない《クリスタルハート》を召喚条件を無視して特殊召喚し、効果を受けない効果と戦闘ダメージを0にする効果で敗北を防ぎました。ちなみに「既に効果を無効にする永続効果を持ったカードが場にある時に効果耐性を持ったモンスターが召喚された」場合の処理は不鮮明です。

ブルーメイデンは永続魔法《バブルボム》でクリスタルハートのリンク先にモンスターが特殊召喚される度にマーカー数×500ダメージが与えて勝負を決めようとしますが、果たしてどうなるか。

 

 

「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

 

 

 今回は親友であった美優を取り戻そうといきり立っているブルーメイデンと、ある意味無関係とも言えるボーマンという構図でした。怒りからかイグニスという存在に対して疑問を持っていたにも関わらずボーマンに対しても攻撃的になるブルーメイデン。ロスト事件を直接的に引き起こした鴻上一派に対して彼女がどう思っているかも疑問です。私個人としてはライトニングに対してあれほど怒るのならばリボルバーに対してもそれ以上の感情を持っていてもおかしくは無いと思うのですが……。

 

弟設定あった?
シーフォース リンクブルースラック サルベss アネモネリンクブルースラック蘇生マーブルリンク1枚セット

ブースターssクーラントリンクブースターnsクーラントリンクジャッジメント発動ブースターnsクーラントリンク
3体リンクキュービックロード
水炎属性を得る 同じモンスター効果を無効に
戦闘破壊時再度攻撃 マリンセススノー召喚条件無視クリスタルハートss
効果封殺(?)破壊されずダメージも0
1枚セット
永続バブルボム発動
リンク先に召喚される度リンクマーカかけ500ダメ
シーフォースss
発動ターン中リンクマーカーの数だけ

123… 遊戯王VRAINS 89話 『重なる二つの火』感想

デュエル

今回はSoulburnerとウィンディの決闘の続きでした。場ががら空きになったソウルバーナーは手札の装備魔法を連発し《転生炎獣の烈爪》とスパークスでヒートライオとバハムートボマーを相打ちにさせようとしていると思わせ、バハムートボマーの効果を使わせました。さらにファルコを通常召喚し、フォウルを自身の効果で特殊召喚。ベイルリンクス、サンライトウルフをリンク召喚します。このリンク召喚の狙いは、後の魔法カードによるライフ回復とドローが主眼にありました。サンクチュアリの効果でヒートライオをリンク召喚。再び《転生炎獣の烈爪》を装備させ、同名リンクモンスターを素材とした時のモンスターへの追加攻撃効果を与えます。これで決着を付けようとしましたが、ウィンディの手札誘発モンスターに阻まれました。

バハムートボマーを蘇生させたウィンディはストームアクセスで手に入れたリンク4、バハムートボマーカスタムを出し、自分の魔法、罠ゾーンにカードが無いときに相手モンスター一体を永続魔法扱いでゾーンに移し、相手の魔法、罠ゾーン(恐らく)のカードを全て破壊します。しかしソウルバーナーは伏せていた罠と墓地のベイルリンクスの効果で敗北を防ぎます。

その後、レベル3のモンスターを2体揃えたソウルバーナーは《転生炎獣ミラージュスタリオ》をエクシーズ召喚。エクストラデッキに戻したヒートライオをリンク召喚し、ミラージュスタリオの効果でバハムートボマーをバウンスしようとしますがこれも手札誘発で無効。しかしサンクチュアリの効果でリンク召喚されたヒートライオの効果でバハムートボマーの攻撃力を下げられ、ウィンディは敗北することになりました。

感想

 不霊無とソウルバーナーは互いを疑う振りをしてウィンディを欺き、相手に自分の思い通りにゲームを進行させているプレイングをしていましたがブラッドシェパードとの決闘の時も同じような事をしていたのでそこは少しあざといな、という感じがします。また、ベイルリンクスのエクシーズ召喚は良かったのですがVRAINSのエクシーズ召喚の演出は間延びしてくどい。

 

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

 

 

 ウィンディの「人間とつるむのが鬱陶しい」という考えは作中では独り善がりで悪辣なものとして否定されましたが、私の考えとしては、イグニスは人類の後継種として生まれたはずなのにAiや不霊無、アクアが人間にとって都合の良い飼い犬となっている作中の描写を見ているとウィンディが牙を抜かれたと思うのも無理はないかと感じました。

 

 ウィンディの使用する【嵐闘機】は魔法・罠をほとんど使わない代わりに手札誘発のモンスター効果で相手の妨害を行ない、モンスター効果で相手の伏せカードを破壊していくという動きをしていくテーマだと考えられます。これは、嵐闘機モンスターが飛行機のように改造された生物のような姿をしている事や他のサイバース属をサポートする魔法・罠カードにIT用語を流用したものが多いことを考えると、モンスター(海中生物)に魔法・罠としての役割を与える為に機械を埋め込んで改造したのでは、という説が思い浮かびました。

人間を霊長の頂点に立つ傲慢な存在と批難するライトニング一派のウィンディが、人間と同じように動物の体を弄り、彼らから意思を奪う事で動物の声を聞かない、人間的イメージのカード郡を使っているというのは、やはり彼も人間の側に寄っていた、という事なのでしょうか。

 

次回は覚醒したボーマンとブルーメイデンのデュエル。ハルのハイドライブと別のデッキを使う可能性があるボーマンがどのようなデッキを使うのかに注目しましょう。

『仮面ライダービルド』何故エボルトは人間の心を手に入れる必要があったのか考察する

※当記事はネタバレを一部含んでおります

 

 仮面ライダービルド、一年間まずはお疲れ様でした。私にとっては初めて視聴する特撮作品でしたが、スーツアクターとして活躍していらっしゃる方々も含めた俳優の方々の演技は本当に素晴らしかったです。

 この作品は「科学」と「仮面ライダー」をテーマにしており、勢いを重視した展開で評価は賛否両論が別れたものだと感じています。放送終了から半年近く経って記事を書こうと思った理由は、終盤になってそれまで

  • 時に主人公である桐生戦兎を激しく叱咤激励し
  • 内海の狂乱に対し笑いを堪えきれなく、その愚かさに地球を滅ぼすのを辞めようとする

など、数多くの心の底から何処か人間に対し思い入れのあるような態度を見せていた地球外生命エボルトが唐突に「自らに人間の感情が無く、今までの行動で見せていた感情は人間を真似していた」事を明らかにした事に対し、どのような意図があったのかを考えてみたいと思ったからです。本来ならばこのタイミングで今まで見せてきた行動と矛盾するような描写を挟むことはそれらの行動をひっくり返して根本から否定するような、意味のある事ではありません。(本作にはそのような要素が散見されていたとはいえ)

 そこでこのような展開にして、制作者たちは一体何を伝えようとしたのか自分なりに咀嚼した上でちゃんと評価したいと考えたためこのような時期になりました。

 

考察

 まずエボルトは、地球外生命として数々の惑星を滅ぼしてきた種族の一員でした。火星を滅ぼした後でターゲットを地球に定め、自分の真の力を取り戻す為に地球の権力者たちの頭上にパンドラボックスという禁断の果実をぶら下げて戦争を引き起こすことにより、科学の粋たる兵器として仮面ライダーを鍛える事にした、創世記における蛇の役割を担っているとも言える存在です。その後戦争がエスカレートすることにより、戦争を始めた者、戦争責任を負う立場に在る者達は殆ど消えてしまいました。

ここからは個人的な推測になるのですが、このままでは「悪い怪人であるエボルトを倒す」事で話に幕を引くことになってしまい、戦争を引き起こした人間の罪の責任を取れるものはいなくなってしまい宙ぶらりんになる。これを良しとしなかった製作陣は、ビルドジーニアスという一人の天才が作り出した科学の結晶により人外の客人たるエボルトを「人間」に堕とし、戦争を引き起こした罪を彼に引き継がせる事で人類の罪科の禊とし、平和な新世界を作り出したものとしたのでは無いかと考えています。この仮説に基づけば、序盤でエボルトが言っていた「科学の力は考える能力を奪い全てを滅ぼす」という彼の信条通り、科学の象徴たるジーニアスがエボルトのハザードレベルを上昇させ、ロストボトルにより究極体の極地へと至らしめるという結果になっているわけです。

 

 しかし、御存じの通り最終回でエボルトは桐生戦兎と万丈龍我の力が合わさって誕生した「ラビットドラゴン」の前に破れます。これらの事象を総合して考えると、

仮面ライダービルドという作品は“人間“の科学がエボルトにさらなる力を与えたという事に対し、科学の必要性を肯定しきれずに人の絆で全てを解決させた」という感想を抱きました。繰り返しになってしまいますが、科学は人類や社会にとって本当に善いものなのかという問いから論点をずらしていたように見えたのは、正直な所残念に思えました。

 

 

 

 

共感を他人に求めてくる人は面倒 遊戯王VRAINS TURN88『リベンジャー・ウィンディ』感想

所見

今回の遊戯王VRAINSではウィンディとSoulburnerのデュエルが始まりました。これはウィンディは敗戦したリボルバーへの雪辱を果たそうとしましたがライトニングの判断により制され、標的を変えるよう促された結果に依るものでした。

 

 

 

 

 ウィンディはソウルバーナーの手札をピーピングして罠をセットさせる事により自分の場を展開させ、一ターン目でリンク3のバハムートボマーをリンク召喚します。

ソウルバーナーは《転生炎獣ベイルリンクス》,サンライトウルフ,ヒートライオとOCGでもよく見るルートを繋げベイルリンクスの効果でサーチした《転生炎獣の聖域》を用いて一気に勝負を付けようとしますがウィンディの手札誘発モンスターがリクルートしたフィールド魔法の効果によりヒートライオの効果を封じられます。そこで《転生炎獣Bバイソン》を特殊召喚させフィールド魔法タービュランスを破壊させヒートライオを再度リンク召喚しますが、再度別のフィールド魔法を発動されヒートライオの効果を封じられました。

返しのターンでソウルバーナーが場を一掃された所で話は終わります。

 

感想

今回はウィンディがソウルバーナーと不霊無を煽る事で不霊無に人間を疎ましく感じさせようとする意図が有りました。確かに「人間に産み出されたのだから自分のオリジナルとなった人間をパートナーとして扱わなければならない」という考えが鬱陶しいという言い分は最もなのですが、個人的にはウィンディもソウルバーナーも他人に自分の気持ちに対する高い共感性を求めているように感じられました。当事者からしたらどちらも面倒くさい気がするでしょう。

 

次回も決闘は続きます。次回以降もストラクに収録されていたカードが使用されると良いのですが。

 

 

どうして20周年という現象はここまで普遍的なのだろう 劇場版遊戯王『THE DARK SIDE OF DIMENTIONS』

劇場版遊戯王が上映してから早3年が経とうとしています。本作はアニメオリジナルとなった要素が大きい『遊戯王DM』の続編である遊戯王GX以降のアニメシリーズとは切り離された原作完結後の世界、という設定になっています。

 当時の自分の中では原作版遊戯王は既に完結したコンテンツであった上に、監督を担当されたのが

  • どうでも良いシーンや無駄に吹っ飛ぶシーン等で尺を稼ぐ
  • 決闘においては恣意的にデッキのカードを変えるキャラクター達の乱立
  • ストーリー面においては自分に酔った偽善者達による傷の舐め合い

という様相を呈していたZEXALの監督だった桑原智さんと発表されとどめに

海馬がバトルシティ後に海馬ランドを世界展開させる事をモクバと約束した事案よりもアテムとの決着を望んでいるらしい

というあらすじを知り、不安材料が満載で辟易気味でしたが《青眼の亜白龍》が前売り券の特典だった事もあり、結局3回観に行きました。ちなみにガンドラ2枚とガイアロードを貰っています。

 

所見

 結論から言うと本作は

100点中67点

くらいの作品だと思っています。

この作品は『人間が持つ執着心と解放』を、原作において無銘のファラオに人生を大きく変えられる事になった遊戯や海馬のその後、そしてシャーディーへの執着から彼の思想を逸脱していく藍神の3人にレンズを向けて浮かびあげようとしていました。遊戯達が仲間達との絆を重視しながらも、それが良い意味で共感性が低く、自他の違いをしっかりと線引きした上で緩く繋がっていた点は、ファラオとの別れを越えて彼らが問題なく成長できたと言える場面であるでしょう。

 海馬に対しては先述した通りファラオが自分に黒星を付けたまま(本人の中では王国編で命乞いして勝ったことはカウントされていないと類推される)冥界を去ったことが癪に障ってしまい、憎しみを捨て次のステージに進むというモクバとの約束も反故にしてしまったかのような姿には違和感を覚えてしまいました。確かに一度も勝てなかった相手に勝ち逃げされるのが認められない、と海馬が感じるのは解らなくもありません。そして劇場版を作る都合上海馬瀬人及び新しい青眼を出さなければならないという商業的な理由もあるでしょう。しかし私には、質量を捨てたカードを使い執着のみを燃料としていたこの作品の海馬瀬人を原作から連続したものとして扱う事は難しかったというのが正直な感想です。

 

 次は全体的な視点から観ていきましょう。この映画ではシャーディーがファラオ復活後に千年アイテムを使って世界を高次元に導くというものでした。ここでいう高次元とは、恐らく遊戯王ZEXALでいうアストラル世界のように肉体の質量を持たない精神体としての生命体の世界だと解釈しています。これは奇しくも海馬の開発したデュエルリンクスのカードデータを脳内に出力して可視化させるネットワークシステムと酷似しています。「十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない」というアーサー・C・クラークの言葉通り、アプローチの方法が違うだけで目指す所が似通っているというのはオカルトを否定する海馬にとっては皮肉な話でしょう。そしてこのシャーディーの思想を継承するプラナという肉体を持たずして精神体を移動させる能力を持つ人々は現代におけるSNSの延長線上にあると考えられています。そして藍神というキャラクターを通して自分にとって都合の良い存在の利益のみを優先させる排他的な思想を持つ、ある種反知性主義とも言える思想の強化を映そうとしたと言えるでしょう。個人的には同様の事が遊戯王ZEXALにおける主人公、九十九遊馬一派の描写から感じ取られたのは興味深い話ですが…

 

このシャーディーの肉体を捨てて身体ありきで構築されていた「人間」という概念を超克しようという考え方は藍神の使用デッキのテーマである【方界】が仏教用語に於ける方角を意味する事から事事無碍という全ての事物が相互に融合した世界の在り方から着想を得たのかも知れません。ちなみに現行作である遊戯王VRAINSにおけるボーマンやライトニングも類似した考えを持っています。

 

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感想

 ここからは作品としての感想に移ります。デュエルについては地面からオベリスク巨神兵をドローする海馬や特にデュエル進行に影響を与えなかった次元領域決闘など頭を抱えたくなるものが多かったです。オベリスクの件については高橋和希氏がアニメをちゃんと観ている事を取入れたかったのかもしれませんが、デッキに入っていないカードを平然と使う姿は極論を言うとバンデット・キースのカード摩り替えと大差ないと感じられました。ですがカードを伏せる枚数をしっかり見せて、口頭で言わずとも視聴者に決闘展開を理解できるようにしていたのは良かったです。

 また演出面に関して述べるならば青眼シリーズや方界モンスターのCG技術はとても面白かったですが、ゼアル好きならニヤリとできる無駄な吹っ飛びや召喚前口上、長すぎる召喚シーンはテンポを悪くさせる要因となり見ていて眠くなった事が残念でした。

全体を通して総括するならば世界観は興味深いものだったのですが海馬の思考ロジックが破綻気味になっていたことが気になった映画だったかな、と思います。

 

 

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遊戯王VRAINS TURN87「連鎖破壊」感想 これはオセロですか?

なばなの里のリボルバー様美しい……

今回のVRAINSは

  1. スペクターのエクストラリンク感性
  2. リンク4の天装騎兵
  3. スペクターの煽りに対し怒りを示すライトニング

 

でした。

 前回リンクマジックを奪われたライトニングは、防御を固めるためにダメージ無効効果を持つケントゥリオを蘇生させます。どうやら天装騎兵は墓地とフィールドのモンスターをとっかえひっかえして、そのモンスター効果を組合せ攻防の陣を敷くデッキのようです。

スペクターは聖天樹モンスターをリンクモンスターの効果で一気に展開し、リンクマジックと自信の効果で攻撃力を6400にまで上げた《サンバイン・スラッシャー》に三回攻撃を与えます。この攻撃でライトニングのレギオニスを強奪し、エクストラリンクを完成させたスペクターは悦に入りライトニングの美的センスの無さを唐突に煽ります。彼にとってはアース以外はどうでも良いようです。

 ライトニングはフィールド魔法の効果で素材を揃え、裁きの剣でエクストラモンスターゾーンを退けた後にゼアルリスペクトの素材踏み倒し特殊召喚後、リンク4をss。流石にスペクターもリンクマジックを守る方法は永続魔法によって対象に取らせなくする方法を用意していましたが、永続魔法の効果を無効にする事でこれを突破されスペクターの敗北に終わりました。

※ちなみにエクストラリンク時、リンクマジックの先に存在するリンクモンスターはいずれも攻撃力が0であるためジャッジメントアロウズの効果の恩恵を得ることはできませんでした。

 

 

 今回はエクストラリンクを決めたというだけで悦に入り、勝ったつもりになったスペクターの三流臭さが見えた形になったように思いました。

また、この話を見て5D'sの序盤で遊星が龍亞に「お前は4体のディフォーマーを揃えた時点で満足している」という指摘をしていたことも思い出されました。序盤で子供のキャラクターが独りよがりだと指摘された次元の話を、メインキャラクターかつ手練れ設定のあるスペクターがしていた事は残念でありません。自らを弱者と定義するならば、勝負において油断を入れる余地はありません。ましてやこれはオセロでも七並べでもなく、勝つために相手のライフポイントをゼロにする必要があるカードゲームなのですから。

 

 

次回はSoulburnerとウィンディの決闘。早くストラクチャーデッキのカードを使ってほしいですね。

テレビは本当に必要なのか?

 

 昔から、テレビというものが好きではありませんでした。子供の時からスイッチを押せば流れてくるのは何処かで観たような展開を繰り返すドラマ、互いに罵倒したり危険な行為をさせる事で人々の注意を引く薄っぺらいバラエティ番組、芸能人の恋愛事情など実にどうでもいいことに時間を浪費させるワイドショー。夜に放送していたアニメはそれなりに観ていたので周囲から浮くことはありませんでしたが、習い事の無い時間は殆ど読書したり友達と野球ゲームや人生ゲームやカードゲームをしていたと思います。

 あれから10年程経ちましたが、自分もテレビも上に況はそれほど変わっていません。インターネット回線やデバイスが更に広がり、料理の美味しいお店や知識は調べればすぐに解るのに広告費を稼ぐためなのかも知れませんが、同じような作る意味の無い番組を量産しているように感じられます。ハッキリ言って昼間から夕方までは緊急時以外テレビの電波を止めた方が節電になって良いのではないかと感じられるレベルです。

 

 

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 現在私は子供だった頃よりもテレビ番組を観なくなりました。WBSは個人的には世界の情勢や経済情報など、私達の生活に役立つ報道をされている数少ない番組だと思っています。その他のジャンルの番組はAmazon prime videoやNetflixに登録すれば十二分だと思います。会員費がかかると思われるかもしれませんが、テ電気代やディスプレイ分のコストの方が余程かかると思います。ダウンタウンさんを始めとした日本のお笑い芸人さんが出ている番組は過激なことをすれば注目を集められると勘違いしているようなのが残念ですが。

 遊戯王VRAINSは一応テレビで観ていますがこれも最新話の更新が一週間遅れる事を良しとするならばニコニコ動画で観ることができます。つまり大体の番組は環境が整っていれば視聴する事ができるのでおそらくテレビを買い換える事は無いでしょう。

 テレビだけでなくインターネットというプラットフォームに番組を乗せれば、特定時間の視聴率だけでなく再生回数を指標にできるため、本当の意味でよい番組が評価されうるようになります。そうなれば次に必要なのは本当に自分が価値があると感じるコンテンツを見極めていく能力だと思います。これは個別最適化が望ましいですが、少なくとも渡部陽一さんや加藤一二三など特定の分野で実績を積み重ねている専門家の方を第一印象だけで笑い者にして彼等の活動に対するリスペクトが無いようなモノに対してはNoを突き付ける必要が有ると思います。下世話な番組を減らす為には消費者たる私達の知的レベルを変えて行動で現していかなければならないのです。